乙骨正生、6件目の敗訴2007年5月8日 17:20:07 『創価新報』2007年5月2日付 青年部座談会 33 統一地方選 連続「全員当選」の金字塔 公明よ支持者の大恩を忘れるな またもや断罪されたガセネタ屋 デマ記事で110万円の賠償命令(4月20日 東京地裁) 通算6年目 賠償総額530万円 高木 4月22日に行われた、統一地方選挙の後半戦。我々が支援する公明党は、見事「全員当選」を果たした。 森山 公明党からは、一般市議選に974人、東京特別区議選に178人、町村議選に222人が立候補。計1374人の全員が当選した(推薦、無投票当選を含む)。 棚野 これで今回の統一地方選は、前半選と合わせて1724人が全て当選。何と前回4年前の統一地方選挙に続けての「全員当選」の金字塔だ。 佐藤 まさに完全無欠の完全勝利だ。他党も、マスコミも注目していた。 「一つも落とさないなんて、考えられない」「公明は本当に強い」と驚嘆していた。 竹内 産経新聞(4月22日)は「今回も全員当選」と見出しをつけて報道していた。 全国の地方議会で、公明の議席占有率が着実に伸びていることに注目。「区議では5人に1人を占めるまでになっている」と書いていた。 佐藤 すべては支持者の血のにじむような支援の賜物だ。 公明議員は、これが当たり前だと思ったら大間違いだ。心の底から支持者に感謝すべきだ。大恩を絶対に忘れてはならない。 竹内 その通りだ。これからが議員の本当の戦いだ。 一人残らず、民衆のために戦って、戦って、戦い抜いてもらいたい。行動と結果で、支持者の期待に応えることだ。それでこそ公明の議員だ。 ハイエナ政党は? 棚野 いっぽうで、あの共産党。やっぱり負けたな。 森山 今回も、各地で議席を減らしに減らした。後半戦だけで150人以上も落っこちた。 高木 そりゃまた悲惨だな(笑い)。 棚野 見るも無残な落選また落選だ。東京・足立区では、一挙に3議席も失った。板橋区でも2議席減らした。 森山 福島・喜多方市では合併後初の選挙。共産党は現有6議席だったが、候補を3人に絞って守りの選挙をやった。 ところが、何と3人も落っこちてゼロになった。 佐藤 当然の結果だ。何しろ、あの党にはまともな「実績」がない。なきゃないで、真面目に働いて作ればいいのに、やらない。 竹内 揚げ句の果てには、他党の実績をハイエナのように横取りする。愚劣なデマ宣伝で騙そうとする。 それで、ますます有権者に嫌われ抜いているのに気づかない。 選挙に「9連敗」 高木 とにかく今回の選挙で、あそこの「デマ体質」が一段とハッキリした。あちこちの議会でも厳しく糾弾された。もう大顰蹙だった。 棚野 これで共産党は、最近9回の大型選挙に「全戦全敗」だ。 2000年の衆院選の惨敗を皮切りに、01年の都議選、参院選、03年の統一地方選、衆院選、04年の参院選、05年の都議選、衆院選、そして今回の統一地方選と負けっ放し。怒濤の「9連敗」だ(笑い)。 森山 何と言っても、21世紀に入って、ただの一度も勝っていない。 国会では衆議院も参議院も、ひとケタのミニ政党だ。 佐藤 とにかく、あの党には若者がいない。若者を引きつける魅力もない。ますます、お先真っ暗だ。 竹内 自業自得だ。共産党の実態に詳しいジャーナリストが語っていた。 「あそこは青年を育てない。青年を利用することばかり考えている。 だから民青(日本民主青年同盟)も、一時の『10分の1』しかない。このままじゃ、衰滅を待つのみだ」と切り捨てていた。 “スパイ”と中傷 棚野 ところで共産党といえば、ずっと根深く結託している、あの「ガセネタ屋」の乙骨(笑い)。最近、また断罪されたようだな。 竹内 またか(大笑い)。今度はいったい、何をしでかしたんだ。 森山 自分の雑誌に悪辣なデマを書いて、フリージャーナリストの学会員の男性を中傷したんだ。 棚野 男性は、かつて社会党(当時)の機関紙の編集に携わっていた。この経歴について、ガセネタ屋は、あたかも“男性が学会員であることを隠して、スパイ行為を働いていた”かのように、デマを書き殴ったんだ。 高木 それだけじゃない。8カ月後に、もう一度このデマを蒸し返した。 同じ自分の雑誌に、同様のデマを、ブラックジャーナリストに書かせたんだ。 佐藤 2度も同じデマを繰り返したのか。悪辣千万じゃないか! 森山 当然、男性は大激怒。名誉棄損で訴えた。この裁判の判決が先日(4月20日)、下がった。 東京地裁がガセネタ屋らに、連帯して計110万円の損害賠償を命じた。 一度も取材せず 棚野 どれだけ、あくどいデマだったか。法廷で徹底的に暴かれた。 まずガセネタ屋は、ジャーナリストの男性本人に全く取材していない。取材しようとさえしなかった。 判決にも「原告本人に対して取材の申し込みも行わず」とハッキリある。 高木 しかも、だ。こいつは“ある男の話を、記事の根拠にした”と言っていた。 ところが、その話さえ人づてで聞きかじっただけ。この男にも取材をしていない。 判決も「直接話を聞いたこともなく」「(記事の)執筆以前に取材をしていないことは明らか」とバッサリだ。 森山 当然、この野郎の言うような“スパイ活動”など一切なかった。そもそも、何一つ「証拠」も「証人」もない。 判決に「これを認めるに足りる証拠はない」と明確にある通りだ。 竹内 要するに、こいつが、いつものように下劣な妄想だけで書いたデマだったんだな(笑い)。 棚野 結局、東京地裁はデマ記事について「裏付けるための取材活動したことを窺わせる事情もない」「内容が真実であると信じるについて相当な理由があるとは認められない」等と断定。 こいつらを厳しく断罪した。 佐藤 いや、ビックリ仰天だな! 僕は聖教新聞の記者だったが、たとえ1行の記事でも当事者に直接、事実を確認した。そう徹底的に教え込まれた。 竹内 当然だ。それが物を書く人間の義務だ。最低限のルールだ。 高木 それを、よくもまあ、本人にも、当事者にもまったく取材せずに、デタラメ放題、書けるもんだな! 森山 普通の人間じゃない。もう「ガセネタ屋」以下だな(大笑い)。 「反省」がない 棚野 今回の裁判で、こいつは何と6件目の断罪だ。 高木 まず(1)「北新宿地上げ」デマ事件。雑誌社と連帯して100万円の賠償命令が最高裁で確定している(02年11月)。 森山 (2)北海道の墓園に絡んだデマ事件では、50万円の賠償命令が確定(東京高裁、03年1月)。 (3)身延の坊主の脱税をめぐるデマ事件でも50万円の賠償命令が確定している(最高裁、同年11月)。 棚野 さらに(4)インドの著名な社会運動家をデマで中傷した事件で50万円の賠償命令が確定(東京地裁、同年12月)。 (5)「東村山デマ事件」を蒸し返した大ウソでも、東村山市議とともに170万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を命令された(東京地裁、06年5月)。 佐藤 それに加えて今回、断罪されたデマ事件だ。書くたびに、しゃべるたびに断罪、断罪、断罪だ(笑い)。 竹内 ウソ、デマを吐いて、負けても負けても、まったく反省しない。改めない。だから、また負ける。 高木 どっかの政党とソックリだ。やっぱり仲間だな(爆笑)。 共産党 長期凋落の実態 年月――選挙結果 2000年6月――衆院選で敗北。26議席から20議席に減 2001年6月――都議選で大敗北。26議席から15議席に激減 2001年7月――参院選で敗北。23議席から20議席に減 2003年4月――統一地方選挙で敗北。道府県議に、政令市議だけでも69議席減 2003年11月――衆院選で大敗北。20議席から9議席に激減 2004年7月――参院選で大敗北。20議席から9議席に激減 2005年7月――都議選で敗北。15議席から13議席に減 2005年9月――衆院選で敗北。2度連続で9議席。得票率も更に減 2007年4月――統一地方選挙で敗北。得票率も更に減 |